鳥とびわ
商品番号  0267
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1830年代初期、安藤広重が描いた一連の花鳥絵の中にある作品です。彼と版元は、このような絵を大量に作っていますが、どれも題材とした鳥に花を組み合わせています。全作品を集めると、当時日常的に見られた花と鳥が、四季を追って網羅されることでしょう。

ご覧になってお気づきでしょうが、作品集の中では恐らく飛び抜けて風変わりな作品だと思います。実物に似た色は使わず、拓本を真似たかのようです。作り方そのものは極端に単純ですが、実際には、とても簡単に作れるものではありません。ちょっとでも和紙に難点があれば完成した時に目立ってしまいますし、たくさんの細かな線に顔料が入りすぎないよう細心の注意が必要です。

絵の題材に関しては、植物はすぐに枇杷と分かりますが、鳥はヒヨドリでしょうか?もしそうならば、デービッドは書斎の窓から注意深く観察しなくてはなりませんね。大きく成長した枇杷の木が窓から見える位置まで伸びていますし、ヒヨドリはこの辺りでよく見かける鳥ですから。



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