小金井からの不二
商品番号  0091
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15.00000000
x
11.00000000
cm
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この作品は、1850年代に広重が描いた「江戸名所貼り混ぜ図絵」という作品の中にあります。彼は大きな風景画を描いたことで知られていますが、この作品には、幾つもの小さな絵が入っています。1ページに3〜4作あり、当時の名所がたくさん示されているのです。

写真が存在しなかった時代、木版画の果たした役割がどれほど重要だったかは、現代の私たちには理解し難いものがあります。さもなければ、「旅」をして実際に多くの場所を見ることなど、まずできなかったことでしょうし…。

これは、当時かなり田舎であった武蔵小金井から眺めた富士の絵です。この絵に描かれた桜はとうに消えてしまっているはずですが、この地区には現在もたくさんの桜の木があるので、もし根気よくさがせば、富士山を収める額となりうる穴を幹に持つ1本が見つかるかもしれません。

こういった作品を鑑賞する時は、いつもお願いしていることですが、部屋の明かりを落とし窓から差し込む優しい自然の光で鑑賞してください。こうすると、紙の質感までもが見えてきますし、桜の花びらに触れてみたくなることでしょう!



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