商品番号  0002
在庫  在庫あり
サイズ  11.00 x 15.50cm
3,240円
税別  3,000円

「北斎を経て」とは、一体どういう意味?このカタログにある他の版画にはこんな題は付いていません。実在する絵をもとに版木を起こしてつくられたのでしょうか?こういった種類の版画には、どのような表現が良いのでしょうか!木版館のカタログにある版画は、ほとんど「復刻」で、もとになった作品をできるだけ正確に再現しています。 岳亭の「カラスと鳥居」 などは、そのよい例でしょう。 蕉叟の梅 のように、大きさやサイズを変更したものはありますが、絵そのものには手を加えないといいうのが、そもそもの復刻の意味と言えるでしょう。でも、この作品の場合は、「北渓作」と言えるほど本来の姿が残されてはいなく、その「種」となる部分が彼の作に由来すると表現するのが公平なところでしょう。

これは、1800年代に編纂され、以来ずうっと人気を保っている北斎漫画のいちページです。


1830年に北斎が木版画にした作品の一部です。


これは、2005年に制作した、デービッドの版画玉手箱の中の1枚です。これも北斎漫画の一場面を採用していますが、まったく違った版画として仕上げてあります。


ですからこの作品も、復刻にあらず、デービッドのオリジナルにあらず、...ま、どのように名付けるにせよ、気に入っていただければ幸いです!