商品番号  0005
在庫  在庫あり
サイズ  39.00 x 26.00cm
16,200円
税別  15,000円

今まで御覧になってきた木版画とは、ちょっと趣きの変わった作品だと思います。実際の制作に関わったのは3人、いえ、正確に言えば、ふたりと機械ということになるでしょう。デザインはマイクが、カメラとコンピューターを使って行っています。まず写真を撮り、コンピューターを操作して、その画像を色調によっていくつものファイルに分解してゆきます。それから、そのデータをもとに、コンピューター制御の機械に彫らせ、何枚もの版木を作ってしまいます。

版木ができあがると、それを日本の沼辺さんのところへ送ります。沼辺さんは、同時に送られてくるマイクの作った見本と版木を慎重に吟味し、それから摺ってゆきます。こう書いてしまうと、いかにも単純な工程のようですが、実際にはかなりのエネルギーを要するのです。(詳しくは、英語ですが、木版館の「Mokuhankan Conversations」という掲示板にその工程が説明されています)


ところで、この作品は手作りの木版画と呼んでよいのでしょうか?みなさんなりの解釈をしていただくところですが、私個人としては、彫刻刀は人間の手でなく機械が自動でしているのですが、それだけで資格を失うとは考えたくありません。(マイクが摺も機械にバレンを持たせてするようになっても、彼の作品を木版館に加えていくつもりですよ!)


マイクは、自身でも出版をしていて、彼のほとんどの作品はこれよりもずっとスケールの大きい作品です。この作品は、彼が制作した大きな版画からヒントを得て作ったものです。(そのもとになった作品は、もちろん機械で彫り、それだけのために彼が考案したプレス機を使って摺ってあります)


私は、マイクが快く彼の作品を木版館の為に提供してくれたことを、とても嬉しく思っています。そして、これから先も、彼の作品を木版館の商品に加えていきたいと考えています。

*マイクライオンについてもっと知りたい方は、彼のホームページを訪ねてみてください。

*この作品について、多くの人達が意見を交わした「Mokuhankan Conversations」に制作の詳しい状況が説明されています。